うつ病診断書のもらい方|診断されるかどうかは自分の回答次第

どうも、ケンスキーです。

早いもので僕がうつ病の診断書をもらってから1年近くになります。

僕の場合最初に行った心療内科で即座にうつ病診断が下されたのですが、人によっては最初は適用障害・不安障害などの診断で、違う心療内科に行ったところうつ病診断される方も多いようです。

こんな場合患者本人としてはたまったものではないですよね。

日本では「うつ病」診断かどうかで社会保障の内容が格段に変わってきます。もし退職されている方は診断内容が正確なものかはことさら重要になってきます。

本記事ではうつ病診断書のもらい方について、心療内科の診断状況ふまえてご説明していきます。

ケンスキー
診断は医師と本人のやり取り次第なので、患者本人も注意点を心に留めておいてください
ぴよ吉
そうなんだ。精神疾患で辛い状況の人にはハードルが高いかもね
ケンスキー
そうだね。基本的には誠実に質問に対して回答していれば大丈夫だよ。でも全ての精神科医が的確な診断を下せるわけではないリスクは十分留意した方がいいね

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診断書のもらい方:ケンスキーの場合

ケンスキーはDSM-5という診断基準のうつ病項目チェックリストを受け、診断が下されました。

当時明らかに自分の状態がおかしいことだけを認識して人生初の心療内科に行ったことを覚えています。当時は難しいことを全く考えられなくなっていて、異常に首が緊張して張っていたのが同時に記憶としてあります。

診療内科に行くと、まずはうつ病になった経緯を聞いてもらいます。時間はたしか20〜30分だったと思います。ケンスキーの場合経緯が複雑すぎて(詳しくはプロフィールを御覧ください)これぐらいかかってしまいましたが、もっとシンプルな場合は10〜20分で済むかもしれません。

一通り精神科医にバックグラウンドを伝えたら、DSM−5やICD-10・11などの診断基準をベースに医師が質問をしてきます。

全ての質問に回答して、医師が経緯説明の咀嚼と診断基準結果を基に病名を下します。

診断書も実際に書いてもらう時間も含めると初診は約1時間になりました。

ここまででお気づきになったかと思いますが、診断は全てはあなたの回答や経緯説明次第なのです。ちょっとびっくりしますよね。

心療内科というのは内科・外科と違ってはっきりといった病気が見えるわけではありません。CTやMRIを撮るわけでもなく、どれだけ脳内でシナプスの結合が変化しているのか測るわけではないのです。

良くも悪くも、全てあなたの説明次第で診断がくだってしまう世界なのです。

初診の誤った診断の怖さは、日本のうつ病診断エキスパートが集まったJCPTDも活動内報告書でうたっています。

うつ病の患者が、初診医(「1.わが国のうつ病患者数と受診率、図 1」参照)を受診した時 に、うつ病・うつ状態と診断・説明されたのは 11 %であり、反面異常なしとされたものは 9%であった。

またプライマリ・ケア医で、うつ病の基準を満たす患者がうつ病と正 しく診断されたものは約 50%に過ぎないとされている )。

特にわが国では、国際比較におい て、正しくうつ病を診断できた率が 20 %以下に止まっていることも指摘されている。 したがって、身体症状、精神症状を訴えてくる患者の面接においては、まず「うつ病を疑 う」ことが重要である。

一般診療科におけるうつ病の予防と治療のための委員会(JCPTD)

ちゃんとした(的確な)診断がつかない可能性が十分高いというのは本当に怖い世界です。いち患者としてはゆくゆくは精神医学が発達して脳の構造がどれだけ毀損していて、それに対しレントゲン画像みたいにどれだけ回復しているのか可視化される世界になればいいなと心から思います。

DSM−5を使用するケース

DSM−5がアメリカ精神医学会が開発した診断方法で、2013年から使用されています。

DSM-5のチェック項目は医師により判断され、患者の可能性によりチェックするかどうか判断します。

例えば統合失調症のDSM−5は内容がぜんぜん違います。

A.以下のうち2つ(またはそれ以上)、おのおのが1カ月間(または治療が成功した際はより短い期間)ほとんどいつも存在する。これらのうち少なくともひとつは(1)か(2)か(3)である。

1、妄想

2、幻覚

3,まとまりのない発語

4,ひどくまとまりのない行動、緊張病性の行動

5、感情の平板化、意欲の欠如

B.障害の始まり以降の期間の大部分で、仕事、対人関係、自己管理などの面で1つ以上の機能のレベルが病前に獲得していた水準より著しく低下している(または、小児期や青年期の発症の場合、期待される対人的、学業的、職業的水準にまで達しない)。

C.障害の持続的な徴候が少なくとも6カ月間存在する。この6カ月の期間には、基準Aを満たす各症状(すなわち、活動期の症状)は少なくとも1カ月(または、治療が成功した場合はより短い期間)存在しなければならないが、前駆期または残遺期の症状の存在する期間を含んでもよい。これらの前駆期または残遺期の期間では、障害の徴候は陰性症状のみか、もしくは基準Aにあげられた症状の2つまたはそれ以上が弱められた形(例:奇妙な信念、異常な知覚体験)で表されることがある。

D.統合失調感情障害と、「抑うつ障害または双極性障害、精神病性の特徴を伴う」が以下の理由で除外されていること

E.その障害は、物質(例:乱用薬物、医薬品)または他の医学的疾患の生理学的作用によるものではない。

F.自閉スペクトラム症や小児期発症のコミュニケーション症の病歴があれば、統合失調症の追加診断は、顕著な幻覚や妄想が、その他の統合失調症の診断の必須症状に加えて少なくとも1カ月(または、治療が成功した場合はより短い)存在する場合にのみ与えられる。

統合失調症の診断基準(DSM-5)

DSM-5のうつ病チェックリストで重要なのが、点数が高いほど重度のうつ病診断がつくことです。

チェックリストのそれぞれの項目で点数を測定し、最終的に合計します。

点数

0=「症状なし」
1=「疑わしい」
2=「存在するが軽度」
3=「存在する・中等度」
4=「存在する・重度」

そのため、ここで自分の中で現状状態よりも甘めにチェックしていき点数が本来より低いとうつ病なのにうつ病診断がつかない可能性が大いにあります

もしそのチェック項目に対ししっかりと自覚があり認識できる場合は、それに相応しい点数をつけるようにしましょう。遠慮する必要は全くありません。

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ICD-10(11)を使用するケース

ICDー10(最新は11)は世界保健機関(WHO)が提唱している国際的な診断基準です。

ICDはDSMと違い精神疾患だけでなく、身体の外傷などすべての疾患に対して診断基準を設けています。

精神疾患の項目はおおむねDSMと一致しますが、一部病名や分類が異なることがあります。

最近ようやく30年ぶりにICDー11という最新の改定がなされたため、より現代的で正確な診断基準が設けられるようになりました。

・厚生労働省 世界保健機関(WHO)による約30年ぶりの改訂

ICD-10は基本症状・他の症状・身体性症候群のカテゴリーにおいてそれぞれいくつ症状が該当するかで診断します。

こちらも該当項目が多いほど重度のうつ病という診断になります。

心療内科・精神病院によってはこちらを使用するケースもありますので、覚えておいてください。

悪用厳禁|なるべく正直に答えよう

当たり前のことですが、この診断書は悪用厳禁です。

ちょっと仕事が辛いぐらいで、休職するためにわざと心療内科を悪用するようなことは絶対にしてはいけません。

診断書は本当に辛い人がそれに相応しい病名を診断してもらうために存在するものです。

治療も当然その病名に合った治療法をしていくことになるため、診断を偽ることはかえって元気な自分に戻る時間がどんどん遠ざかりかえって悪化する可能性すらはらんでいます。

診断基準については甘く回答する必要はありませんが、偽らないようにくれぐれもご注意を。

まとめ

的確な診断名を受けることは、のちの治療方法にも大きくかかわってきます。

もし初めてかかった心療内科でしっかりと診断基準に回答してもうつ病診断が下されず疑問に思った方は、セカンドオピニオンを求め違う病院にも行ってみることをオススメします。

精神疾患で苦しんでいる上にこんなことも考えなければいけないのかと思われると思いますが、「うつ病」診断かどうかは治療・行政の手続き・休む期間などを判断する上で本当に大事になってきますので主体的に行動してください。

一度病名が確定したら、あとはゆっくりと治療していくだけです。

うつ病は寝ていれば治る病気では全くなく(とはいえ睡眠も超重要)、当ブログでは回復するために個人的に有効だった方法を色々とご紹介しておりますので参考にしていただければと思います。

どうも、ケンスキーでした。

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