【2023年最新】うつ病で退職したらハローワークで失業保険給付金が300日(約160万円分)になった方法

どうも、チャンドラーです。

ハローワークの手続きを通じて、失業給付金日数を90日→300日にすることができました。

うつ病だとどうしても90日で再就職なんてかなり難しい話なので、この制度は非常に助かります。ただし自己申告制度で、黙っていたらいつまでも給付日数は変わらないので注意が必要。

僕がやった手続きの流れを見ていきましょう。

チャンドラー
二度手間になったこともあるから、みんなは気をつけて

もくじ

退職後のハローワークでの手続き

僕はうつ病が原因で退職したので、ハローワークの冊子をいろいろ読んでいると最初特定理由離職者に該当するなと思ったのです。

普通の自己都合退職だと手続きしてから3ヶ月待ってからようやく給付開始です。その3ヶ月の待機期間が特定理由離職者は免除されます。

それでその旨を給付担当者に聞くと、特定理由離職者に該当するためにはハローワークが出す特定理由離職者用の診断書が必要となります。

すでに病院独自の診断書を貰っていたのでそれを見せても、ハローワークのフォーマットに沿った診断書ではないと処理することが出来ないそうです。

僕は用紙をもらい、次回の心療内科の予約時に貰いに行くことにしました。

心療内科で診断書をもらう

診療日当日、かかりつけ医にハローワークで診断書を求められた旨を説明し、ハローワークでもらった用紙を渡し診断書を書いてもらいます。注意点は病院で出している診断書フォーマットでは受け付けてくれません、僕がまさにそうでした。

特定理由離職者用の診断書は僕の心療内科では1000円でした。

ハローワークに再度手続きに行くと、90日が300日に延びて求職活動実績が月に1回で済む素晴らしい制度を知る

再度その診断書を持ってハローワークに行くと前回とは違う担当者が手続きをしてくれました。

そこで彼は「この診断書で問題なく特定理由離職者での手続きができます。ただうつ病の場合就職困難者として登録すれば給付日数が90日が300日に延び、求職活動実績も1回で済むようになるので、もし詳しく聞きたければみどりの窓口に行かれてはどうでしょうか。」

と、前回の担当者からは出てこなかったとんでもない有力情報が出てきました。

ただみどりの窓口は精神障害者・身体障害者専用の窓口です。まだ障害者雇用枠ではなく回復して通常枠での求人でまたトライしてみたいと思っていた僕にとっては、そこがその登録変更により出来なくなるのではないかという心配がありました。

しかしその心配は杞憂だったようです。

実際にみどりの窓口に行って説明を聞くと「仮に就職困難者として登録をしたとしても、病状を隠して行うクローズ求人も病気を公表して理解のある職場を探すオープン求人もどちらも可能だ」ということでした。

しかし就職困難者として登録するには新たな主治医の意見書という診断書がまた別に必要になります。(また必要なのかよとちょっとウンザリ)

※こんなもの、自治体によって様式が違うと思うので注意

最初から就職困難者として登録する術を知っていれば特定理由離職者用の診断書は必要なかったと思うので、うつ病で手続きをしてみたい方はまずみどりの窓口に行って説明を聞くことをおすすめします。

再度心療内科へ、診断書料が高かった...

再度別日に心療内科へ。またハローワークの診断書書かせるのかよと先生は100%思っていたでしょうが、こちらも仕方のないことなのでお願いする他ありません。

就職困難者用の診断書フォーマットは特定理由離職者用のものに比べ、更に細かく書いてもらう項目があります。

それもあって診断書料だけで今度は3000円

無職の自分にはガツンとくる金額ですが、致し方ありません。給付金がトータルで100万円変わってくるのですから。

初回認定日に、併せて就職困難者への手続き変更をする

何度もハローワークに行くのも億劫なので、初回認定日に一緒に手続き変更をしていきました。認定と変更手続きあわせて2時間以上かかったので、これから行く方は心して下さい。

まず直接みどりの窓口に行き、初回認定日であることと主治医の意見書があるので就職困難者への登録変更手続きをしてほしいと頼みました。

そして登録に必要な情報をいろいろと聞かれるので口頭で伝えていきます。そして問題なく手続きが進み「次回からは認定日にきていただき、そのまま何か就職に関し相談してもらうだけで求職活動実績の判子を押しますので、あまり就職については焦らずゆっくり治療していってください」と大変ありがたい言葉をかけて下さいました。

行政によって違うかもしれませんが、ハローワークで働いている方は往々にして優しく対応して下さいました。下手なサービス業より良いかもしれませんね。

感想:状況的に非常に助かった

これで失業給付認定日にハローワークに行き相談を1回するだけで、300日分給付されることになりました。

金額でいうとトータルでなんと約160万円ほどでした。病んでいる時にはマジでありがたい金額です。

ただこの金額や日数はその人の今までの年収や雇用保険加入期間によって個人差がありますので注意が必要です。あくまで僕の場合です。

地方自治体によって若干手続きの仕方が変わる可能性もありますが、うつ病で同じように定期収入がなくなってしまい焦っている方は是非参考にしてみてください。

チャンドラー
あぁ助かったぁ〜

チャンドラーはその後この制度を利用して給付金を全額いただいている間に簿記を勉強し、現在ではうつ病も寛解し正社員としてフルタイムの仕事に戻っています。ホワイト企業なのでプレッシャーも殆どなく、日々仕事を通じて成長できていることを実感しています。

その当時は全て終わったと思っていた僕でも、数年かけてまた前を向くことができました。

だから何年かかっても良いので、少しずつ前を向くことをどうか諦めないでください。

札幌にはないのですがもし療養しながら新しいスキルを学びたい場合、東京や大阪近辺に住んでいる方はうつ病の方に特化した就労支援事業所「シゴトライ」があります。

大企業への就労支援も積極的に行っている事業所なので、疾病に理解があって雇用が安定しているネームバリューのある企業へ再就職できるかもしれません。就職はハローワークではなくこういったエキスパートに任せた方が安心感が違いますので、大都市でまた就労したい方は一度見学してみる価値は大いにあるかと思います。通所を通じて少しずつリハビリできる点も魅力的です。

※シゴトライ就職実績一部

※うつ病は寝ていれば治る病気では全くなく(とはいえ睡眠も超重要)、当ブログでは回復するために個人的に有効だった方法を色々とご紹介しておりますので参考にしていただければと思います。

■うつ病になったら読んだほうがいい本、チャンドラーはこの本の食事を実践して大分良くなりました。男女関係なく、食事管理で大分改善できます

■抗鬱剤を常用するにしても、良い側面と悪い側面があります。リスクはしっかりと知っておきましょう。

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