お初にお目にかかります、ケンスキーと申します。
タイトルの通り、僕は現在30歳にしてうつ病・パニック障害を発病しました。
その影響で転職したばかりの会社を、止む無く退職しました。
「なぜ自分が、しかもこのタイミングで...」
失意のどん底にしばらくいましたが、いつまでも自分の置かれている状況にくよくよしていても仕方ないし、少しでも前向きに人生をまた歩んでいけるようにするためブログを始めてみました。
ブログにはできるだけポジティブな記事を書いていこうと思います。
病気のことばかり書いていると病状には詳しくなり客観視できるとは思うのですが、ブログを書いている最中つねに病気を自分の内側に置くことになるため、それは精神疾患を持っている人間にとって良くないんじゃないかと考えています。
病気を治すために積極的に何かを使ったり、読んだり、観たり、動いたりすることで実際に現状をより良くすることをシェアする場にしていきたいです。
その方が見てくださる人にも、自分にとっても有意義な時間になると思っています。
なぜうつ病になったのか
プロフィール欄にも詳しく書いたので詳しくはそちらを是非見て頂きたいのですが
原因はひとつではなく、いくつかの因子が混ざり合っています。
ざっと挙げてみると「結婚・Uターン・北海道の厳しい冬・慣れない仕事・人間関係」といったところでしょう。
今思うと、うつ病の引き金になるには十分な理由です。
心の病気になるきっかけとしては就職、結婚、子供の誕生、昇進、転勤、病気、仕事のトラブル、家族や友人の死、子供の独立などが挙げられます。
環境や状況の大きな変化が、自分のキャパシティを大きく超え、脳のオーバーワークをきたします。
僕は転職前「自分なら絶対耐えられる」と自分にそれなりに自信があり、実際に臨みました。
ところが僕の脳は自分が思っていたよりもキャパシティが小さく、いつしか受け皿から水が溢れかえるように色んなことを受け止められなくなり最後は病気になりました。
しばらくは、それはもう嘆き悲しみました。
「なんで自分が、ここまで自分なりに一生懸命やってきたのに神様なんでなんだ...」
こんなことを最近までずっと思っていました。
ただ、少しずつ時間が経つにつれ事実を受け止められるようにもなってきました。
「自分は今無職で奥さんとも離婚、さらにうつ病とパニック障害ももっている。
でも前を向かなきゃ始まらない」
これを乗り越えられれば、そこには人間としてずっと成長できた自分が必ずいるはずです。
だからめげずに日々を大切に生きていきたいと決めました。
うつ病からくる無価値感や焦燥に負けないと決めました。
また自分がする仕事によって社会に貢献し、つながりを感じたいと決めました。
うつ病・パニック障害ってどんな感じ?
うつ病になって変わったことがいくつかあります。
・睡眠をとっても朝なかなか起きれなくなった(朝10時過ぎに起床)
・言葉がなかなか出てこない
・昔のことがよく思い出せない
・難しい思考ができない(思考回路の手前で門前払いをくらってる感じ)
・すぐに疲れてしまう
・自分のことを無価値だと責め続ける
・決断しにくくなる(適当になる)
・何やっても喜びが薄れる
僕は上記のような変化を感じました。
またパニック障害については
・地下鉄、特急、飛行機に乗れなくなる
・乗り物や建物内の気温、湿度、明るさに敏感になる
・動悸は日常生活から軽度ではあるがしている感じ
・一度発症するとトラウマになる(予期不安ってもの)
といった感じですか。
このダブルパンチはなかなか辛いものがあります。
抗鬱剤を使わないで治していきたい
実は身内に長年抗鬱剤に苦しんだ人がいます。
その身内の闘病生活から、ただ精神科や心療内科に行って薬を服用し寝るだけでは治らないという事実を目の当たりにしています。
その人も結果的には自分から色々と試し、自ら選択し実行した治し方で治っていってます。
だからこそ色んな情報を取捨選択し、これが回復に近くなる方法であると思ったことは積極的に取り入れる生活を無理のない範囲で行っていきたいです。
具体的な見直し方には「運動・食事・睡眠・思考法・第三者の力を借りる」といった5つの方法に分けられると思います。
それぞれとても大事な要素で、どういったものを取り入れていくかを吟味する必要性があります。
この病気は程度や症状も人それぞれで、一括りにするのがとてもむずかしいです。
きっと、それぞれに苦しみや悲しみを持っていると思います。
その苦しみは決して相対的に測ることのできるものじゃないですし、時にその苦しさの外側から追い打ちをかける一言をかける人もいることでしょう。
ただ自分を幸せにできるのは自分だけです。
幸せは、決して向こうから来てくれるものなんかじゃありません。
こんな状態になってしまい途方にくれることも毎日ありますが、いつか「自分は今幸せです」と思える日が来るまで日々もがいていきたいと思います。
あくまで一個人での取り組みで責任が持てる訳じゃありませんが、読んでくれた方が苦しんでいるのはひとりだけじゃないと少しでも思って頂けたらこれほど嬉しいことはありません。
さあ、しっかり治していきましょう!