どうも、チャンドラーです。

以前ブログで宣言していたMOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)エキスパート、受験してきました。

結果は無事合格でした!

実際に受験してみてエクセル嫌いな人間でも正しい戦略で勉強すれば誰でも独学一発合格できる試験だということが分かりましたので、じゃあどうやったら最短距離で合格できるの?という学習方法について触れていきたいと思います。

受験したのはMOSエキスパート2016ですが、受験後すぐに365&2019バージョンの受験がアナウンスされました。試験内容は殆ど変わっていないため受験勉強方法は参考になるかと思います。

MOSエキスパートの受験結果(点数)

試験結果は931点でした。

チャンドラーが受験したときのプロジェクト数は5個、各プロジェクトの設問数は5〜6でした。

他のブログを読んでいても、どうやらエキスパートレベルになるとプロジェクト数は5個になる確率が高いようです。

受験したときは質問形式が見慣れたものではなく、正直解き終わっても大丈夫かなという不安な気持ちでした。しかし模擬試験でしっかり基礎を作っていたおかげで、結果は予想以上の高得点を取ることができ満足しています。

MOSエキスパートの教材

MOSスペシャリストのときも同じシリーズをおすすめしましたが、エキスパートでもFOM出版の「Microsoft Office Specialist Microsoft Excel 2016 Expert 対策テキスト&問題集 (よくわかるマスター) 」が断然おすすめです。

今はMOS Excel 365&2019に最新試験がアップデートされているため、こちらを受験したい方は最新版が良いかと思います。

エキスパートに関しては2冊やった方がいいとか色々言われていますが、これ1冊で間違いなく合格できます。

チャンドラーはこの1冊しかやっていません。

収録されている模擬試験の完成度は相当高く、5回分もできるため1冊で物足りないということにはならないかと思います。

MOSエキスパートの勉強時間

チャンドラーがMOSエキスパート合格に費やした勉強時間は48時間でした。

※スタディプラスより

勉強時間はいつもスタディプラスで管理しているのですが、今回も予定通り勉強することが出来ました。

一般的にMOSエキスパートExcelの勉強時間目安は仕事で使っている人で20〜40時間、エクセル初心者50〜60時間と言われています。

しかしエクセル初心者でもスペシャリストを持っている人なら、50時間も不要かと思います。

チャンドラーは余裕をもって合格したかったので48時間でしたが、たとえ40時間前後でも集中すれば十分合格可能かと思います。

MOSエキスパートの勉強方法

MOSエキスパートの勉強方法は基本的にスペシャリストのときと変わりません。

①まずはテキストをレッスン1〜99まで1周する(この時実際にレッスン毎のエクセルファイルを開いてテキストを見ながら自分で動かしてみるというのが非常に重要です)

②模擬試験全5回をまずはゆっくり解答アニメーションを見ながら解いていく。2周したら大分解法に慣れているはずです。

③模擬試験をランダムにし、ひたすら解いていく。(目安は15時間分ぐらい)

エキスパートレベルの関数はスペシャリストに比べて大分難しいので、最初教材を読んでもチンプンカンプンかと思います。

ぴよ吉
AVERAGEIFS、PMT、HLOOKUP...なんじゃそりゃ??

チャンドラーもテキスト見た時こんな感じでした(笑)

しかし不思議なもので、模擬試験でアニメーションを繰り返し見て自分で解くことを繰り返すと自然と解答方法がわかってきます。

模擬試験の正答率が7割を超えるようになってきてからまたテキストを読み返すと理解度がケタ違いになります。

またほんの少しですが模擬試験に出題されない関数(FVなど)がテキストに載っていますので、そちらは別途しっかりと覚えてください。

取った戦略①:キューブ関数はパスした

キューブ関数は本番ほぼ必ず出題されます。チャンドラーのときも出題されました。

しかし実は実務でキューブ関数を使用する職場はかなり限られています。

何度もキューブ関数の項目について読み返して、実際に模擬試験を解いてみたりもしましたが僕の能力では残念ながら理解できませんでした。

そこで「本番でキューブ関数についての設問は即スルーして、その分他の設問を確実に取れるように時間配分を割こう」という作戦に乗り出しました。

結果的には大成功、高得点で合格できました。

キューブ関数を完全に理解するまでの勉強時間はない・実務で使いそうにないものまで覚えたくないという方にはおすすめです。

取った戦略②:難しそうな問題はチェックマークをつけすぐ飛ばす

MOS試験のやりやすい特徴のひとつとしては、設問ごとの関連性がないということです。

設問①を解答しないと、設問②を答えられないということはありません。ひとつひとつの問題が独立しているため、例え設問①をとばしたとしても問題なく残りの設問②③④⑤⑥・・を解答することが可能です。

模擬試験を繰り返しやっているとお気づきになったかと思います。

MOSエキスパートの本番は、スペシャリストと違って想像以上に時間がありません。

そのため分かるかどうか微妙な線の問題に多くの時間を費やすことは戦略上非常にもったいないことです。

MOSの本番は見直し機能がついています。

最後のプロジェクトが終わったら「レビューページ」という各プロジェクトの設問に戻ることができる機能がついています。

各設問で分からない問題を飛ばす際に「あとで見直す」というチェックフラグをつけておけば、このレビューページから飛ばした問題に戻ることが出来ます。

あとは制限時間タイムアップまで飛ばした問題に取り組めば、合格ライン7割には届く可能性が高くなります。

非常におすすめな戦略なので是非本番当日やってみてください。

まとめ

MOSエキスパートの試験範囲は実務でもよく使う関数(LOOKUP関数etc.)や機能(ピボットテーブル)が入っています正直なところ正社員レベルの事務方ではスペシャリストの範囲は不十分で、しっかりと就職・転職でエクセルスキルをアピールしたければエキスパートは必須です。

これからエクセルをバリバリ使いたいっていう方には非常におすすめな資格試験です。

正しい戦略を取れば独学で勉強時間もそこまで必要ではなく、いつでも受験できる試験なので是非参考にしてみてください。

どうも、チャンドラーでした。

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