どうも、チャンドラーです。
クリレスHDより株主優待が到着しました。
クリエイトレストランツホールディングスは2019年時点で全国に様々な業態の飲食店を約1100店舗出している、東証一部上場の大企業です。
運営している飲食店がかなり魅力的で株式投資を始めてすぐに購入した個別株のひとつで、積極的に買収も踏み切っていて逐一動向が見逃せません。

クリレスHDの株主優待について
クリエイトレストランツホールディングスの株主優待は、毎年5月末と11月末時点で100株以上保有すると権利が獲得できます。
株主優待はクリレスHDに属するお店で使える食事券で、チケット制ではなく優待カードで支払いをします。食事券の金額は保有数により変わり、現在は以下のようになっています。
株式数 |
食事券内容 |
年間合計金額分 |
100株以上500株未満 | 3,000円分 | 6,000円 |
500株以上1,500株未満 | 6,000円分 | 12,000円 |
1,500株以上4,500株未満 | 15,000円分 | 30,000円 |
4,500株以上 | 30,000円分 | 60,000円 |
更に200株以上保有で継続保有期間が1年以上になるとボーナスがあります。
200株以上 | 食事券1500円相当✕2を追加 |
ポイントはグループ会社のSFPホールディングスの各店舗でも使用できることです。
SFPの株主優待はクリレスの各店舗で使うことが出来ないのですが、これはこの2社が親子関係にあるというパワーバランスによるものです。
SFPの有価証券報告書を見て頂ければわかりますが、クリレスはSFPの発行株式の半分以上を発行しているためSFPはクリレスの子会社となります。

コトバンク
個人的にはSFPの株主でもあるため、SFPの株主優待もクリレス各店で使えるようにしてほしいのですが現在のところ実現していません。
ちなみにクリレスの筆頭株主は後藤国際商業研究所という一見怪しそうな名前ですが、これはクリレスの創業者(前身のヨコハマブルーイングカンパニー)である後藤仁史氏の個人資産運営会社の名称です。
遊鶴が仲間入りし、株主優待の使い勝手が圧倒的に向上

北海道民株主には大朗報なのですが、2018年末に遊鶴が仲間入りしました。
遊鶴は昭和43年に札幌で創業した蕎麦屋で、現在も札幌を中心に店舗を構えています。クリレスが運営している店舗はそれまで札幌駅ステラプレイスかアリオぐらいしかなかったため、非常に使い勝手が良くなりました。

しかも自分が大好きな蕎麦なので、決まった時の喜びはなかなかのものでした(笑)
チャンドラーのこれまでの利益
僕は単元株(100株)での継続保有です。2018年2月に取得しました。
これまで株主優待は権利4回取得しているので優待食事券12,000円分、配当金はNISA口座で2,300円をいただいています。
配当金がまだまだ少ないのは残念ですね、業績も良いので株主配当を上げていって欲しいところです。

2020年の第二四半期決算を見ていると、しっかりと本業で数値が出せています。営業利益前年比145%はすごいですね...
北米にも進出開始

国内の飲食店買収をコンスタントに続けているクリレスですが、今度はなんと米国カリフォルニア州を中心に3州にて 20 店舗を展開、米国における正統派イタリアンとして 30 年以上長きにわたり地域に愛されている「IR FORNAIO」というレストランを買収しました。
売上規模は約121億円で、営業利益は10億円近いので安定的な収益確保が見込まれるようです。
その他にもニューヨークにある蕎麦・炉端焼きのお店を持っていたり、今後は海外での買収活動も能動的に行われていくかもしれません。
まとめ:株価も好調、爆上げしなくていいから持続してほしい

クリレスは的確なM&Aで店舗数拡大をしつつも、既存店舗がとても売上が元気なのが特徴的です。
今後の展開にも目が離せない投資先の一つと言えるでしょう。
個人的にはしばらく遊鶴に通うことになりそうです(笑)


どうも、チャンドラーでした。