簿記2級の難易度が10年でどれだけ変わったか分析してみる

どうも、ケンスキーです。

先日第153回日商簿記2級を受けてきましたが、大問3が鬼のように難しい問題が出てしまい僕含め多くの受験者は地獄へ蹴り落とされました。

見た瞬間「あっこれは部分点を狙うしかないやつや」ってなったよね
もしこの問題を最初に見てたら心がポキってなってた(笑)

ほとんどの過去の合格者が、ここ最近は簿記2級が昔に比べ格段に難しくなっていると言います。

ではどれくらい合格が難しくなっているのでしょうか?

過去のデータと比べてみることにしました。(データの参照元は日本商工会議所の公式HPです)

直近(141〜152回)の合格率

上図は2015年10月〜2019年6月実施回までの統計です。

直近12回の合格率平均値は21.46%となりました。

第146回の試験が簡単だったため(過去問解いてても同じ級の問題と思えなかった)平均値を上昇させていますが、それがなければ20%を割り込みます。

ひどいときには合格率が10%ちょっとしかないので、決して簡単な資格でないことが数値から見ていても分かります。

正直151回のような超難問回に一発合格した方と146回にギリギリ合格したような方では、実力が相当離れていると思います。

簿記試験は70点以上で合格という絶対評価制度ですが、回によって当たり外れが大きいある側面ではアンフェアな試験とも言えるでしょう。

10年前(111〜122回)の合格率

続きましてこちらは約10年前の2005年11月〜2009年6月実施回までの統計です。

10年前の合格率平均値は30.90%となりました。

ここ10年で10%ほど合格率が下がっていることが分かりますね。

この時代に受けた方の感覚としては「簿記2級?合格率30〜40%もあるんだから、真面目に勉強してたら普通受かるべ」といったものなのでしょう。

違います、なんでか分かりませんがめっちゃ難しくなっています。

世代間の認識がここまで10年で変わってしまう資格も珍しいんじゃないでしょうか?

転職活動などを見据えて資格勉強している人間にとっては、人事がここらへんの認識を正しく持っていて欲しいものです...

受験者数が減っているのが原因...?

なんでここまで難化が進んでいるのか正確な要因は中の人しか分かりませんが、ケンスキーは日商簿記の受験者が減ってきているのが原因だと思っています。

日商簿記2級の10年前の受験者数平均は73,691人でしたが、直近12回の受験者数平均は63,881人と受験者数が約13.3%落ち込んでいます

受験数の減少は少子高齢化や時代の要請の減少など複合的に考えられますが、正直社会的需要は現在もめっちゃあるはずなので謎です。

単純計算で1回の受験者数の減少量10,000人✕受験料4,720円=4,720万円が入ってこなくなり、年間で1億円以上の収入源のロスとなる訳です。

そうなると同じ受験生に何回も受けてもらうような難易度にすればいいじゃん!という魂胆が見え隠れします。少なくとも直近の連結会計問題を見ると、残念ながらそういう悪意しか見えてきません。

資格の「格」を落とさないような試験問題作りをお願いしたい

実際に日商簿記3・2級の勉強は、経理職にならなくとも会社・経済の仕組みを理解する上で極めて重要な知識であると痛感しました。

簿記自体は非常に学び甲斐のある学問です。

しかしこういう直近の連結会計のような公認会計士や税理士試験をパスしたような人でも分からなかったり解くのに数時間かかるような問題を出題するのはう考えても2級という級を考える上で適切ではないと個人的に思います

合格率を下げたいのであれば、例えばこのようなことが考えられると思います。

例えば・・・

・工業簿記の仕損の発生点を中途半端な数値に設定してどこに含めればいいか考えさせる(多くの受験生は仕損が途中で発生するという発生点不明のケースや終点の処理しか理解していない)

・大問1でアップストリーム(未実現利益の消去)の問題を出す

・大問2で有価証券の処理方法をバラエティ豊かに出して、有価証券利息の計算をちょい複雑にする

こういった大問全体の問題をちょい難ぐらいにしてふるいにかければ、合格率は25%ぐらいに落ち着かせることは不可能ではないかと思います。

いずれにせよこれから経理職などを目指す土台作りをしている受験者もいるわけですから、そういった方がちゃんと勉強すれば報われるような試験問題をお願いしたいところです。

どうも、ケンスキーでした。

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