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チャンドラー
札幌在住の30代経理マン。
28歳まで文無し都内暮らし、山崎元さんの著書を読んで節約・投資に目覚めました。

投資先はメインがeMaxis Slim全世界株式(オール・カントリー)、あとはゴールド・国内REIT・優待株を保有しています。
株式資産推移
2017年:   570,000円
2018年: 1,240,000円
2019年: 1,600,000円
2020年: 1,600,000円
2021年: 3,200,000円
2022年: 5,200,000円
2023年: 9,100,000円
2024年:15,600,000円
2025年:25,000,000円
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SBI証券iDeCoでオルカン(除く日本)+上手な組み合わせ方

老後資産づくりの強力な制度として人気が高まっているiDeCo(個人型確定拠出年金)。

運用商品の中でも多くの人に選ばれているのが「全世界株式インデックスファンド」です。

全世界株式に投資することで、世界経済の成長を幅広く取り込めるのが最大の魅力です。

しかし、SBI証券のiDeCoラインナップでは「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は選べず、代わりに以下の2つが中心的な候補となります。

  • eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
  • SBI・全世界株式インデックス・ファンド(通称:雪だるま)

では、どちらを選ぶべきなのでしょうか?また、日本株をどの程度組み込むのが良いのでしょうか?

この記事では、それぞれの特徴や組み合わせ方を整理してみます。

目次

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の特徴

「除く日本」という名前のとおり、このファンドは日本を除いた先進国+新興国株式に投資します。

ベースとなる指数は「MSCI ACWI(All Country World Index)から日本を除外したもの」。

つまり、米国株を中心に世界中の株式市場に分散投資できるファンドです。

  • 信託報酬:0.05775%(税込)程度と超低コスト
  • 投資対象:約6,000銘柄(米国が6割程度を占める)
  • 日本株が入っていないため、円高局面でのリスク分散はやや弱い

このファンド一本でも十分に国際分散投資ができますが、日本市場が含まれていない点は注意が必要です。

SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま)の特徴

雪だるまファンドは、実は複数のインデックスファンドを組み合わせて「全世界株式」になるように作られています。

  • 米国株式:S&P500連動
  • 先進国株式(米国除く)
  • 新興国株式

これらを組み合わせることで、世界中の株式に投資できる仕組みです。日本株も含まれますが、組み入れ比率はMSCI ACWIに沿うため約5〜6%程度。こちらも実質的には「オルカン」に近い運用が可能です。

ただし、信託報酬はeMAXIS Slimシリーズよりやや高め(約0.1022%)。とはいえ、十分に低コストで長期投資に耐えうる水準です。

リターンやコストを比較するとこんな感じです。

どちらも優れた商品ですが、若干オルカン側に軍配が上がっているようです。

SBI証券版iDeCoでの悩み:「オルカンが選べない」問題

通常の証券口座であれば、人気の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」、通称オルカンを買えます。

しかし、SBI証券のiDeCoではオルカンを選べません。そのため、投資家は以下の二択に迫られます。

・eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)を選ぶ

・SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま)を選ぶ

    ここで出てくるのが「除く日本にして、日本株を別で補えばいいのでは?」という発想です。

    自作オルカン戦略:「除く日本」+「TOPIX」

    MSCI ACWIにおける日本株の比率は約5〜6%。

    これを踏まえて、「除く日本」と「国内株式(TOPIX)」を組み合わせると、オルカンに近い構成を再現できます。

    例えば

    • eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)90%
    • eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)10%

    このようにすれば、実質オルカンに近い配分となります。

    日本株比率は若干多め(約10%)ですが、将来の日本株の成長や為替リスク分散を考えれば許容範囲。むしろ国内資産を厚めに持ちたい人には好都合です。

    普通のオルカンと「除く日本」のパフォーマンス面での違い

    過去20年間を振り返ると、米国株を中心とした海外株式が日本株を大きく上回るリターンを出してきました。

    そのため「除く日本100%」の方が結果的にパフォーマンスは良かった時期が多いです。

    ただし将来も同じ傾向が続く保証はありません。

    日本市場にも成長余地はあり、特に近年はガバナンス改革や企業の株主還元姿勢の強化によって投資妙味が増しています。

    その意味で、日本株を少し加えておくことはリスク分散として合理的です。

    前回このような記事を書きました。

    為替リスクの観点

    iDeCoでは為替ヘッジなしの商品が基本です。

    そのため「除く日本100%」にしてしまうと、資産が円高局面で大きく目減りする可能性があります。

    日本株を10%でも入れておけば、円高時にクッションの役割を果たし、心理的にも安心感が増すでしょう。

    結論:SBI証券版iDeCoで90:10戦略は合理的

    「除く日本 90%+TOPIX 10%」= 実質オルカンに近い運用であり、SBI証券版iDeCoでのベストな代替策のひとつです。

    厳密には日本株比率がオルカン(約5〜6%)より多めですが、誤差の範囲。むしろ「国内資産を少し厚めに持ちたい」という人にはちょうど良い配分です。

    過去リターンだけ見れば「除く日本100%」が強いですが、将来の分散投資・安心感を考えると90:10戦略は十分アリ。

    私は現在この比率に変更し、運用しています。

    iDeCoは60歳まで引き出せない長期投資ですので、多少の比率の違いよりも、コストを抑えて「長く続けること」が何よりも大切です。

    安心して積立を継続できる組み合わせを選ぶことが、将来の大きな資産形成につながるでしょう。

    以上本日もお付き合いいただき、ありがとうございました。

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