今回は最近起こった失敗談をお話したいと思います。

SBI新生銀行は最近普通預金0.3%や3ヶ月短期定期金利1.2%のキャンペーンを行っており、SBI証券との親和性も良さそうなので広告に乗っかり口座を2ヶ月ほど前に開設しました。

こんなのとか
こんなの

早速130万円ほどの余剰資金を3ヶ月の定期預金に預け小銭を稼ごうとしていた矢先、SBI証券で想定していなかったハプニングが発生しました。

「ん?抽選申し込みしていたIPOがなぜか抽選後の結果に『抽選対象外』と表示されているぞ?」

SBI新生銀行には定期預金の他にも普通預金を潤沢に入れてあるはず。おかしいな。

という訳で原因をあれこれと調べてみました。

すると、SBI新生銀行のHPに説明が載っていました。

抽選を開始直前に余力判定を行いますので、当該抽選開始前までに当該ブックビルディングのお申し込みに必要な買付余力をご用意ください。買付余力がない場合には「抽選対象外」となります。
IPO/POのブックビルディングにご参加いただいているお客さまで、SBI新生コネクトをご利用のお客さまは、あらかじめ必要な金額を計算したうえで「自動出金」のSBI証券留保額を設定してください。SBI証券留保額で設定いただいた金額は、SBI証券の預り金からSBI新生銀行の預金口座への自動出金は行われません。設定いただいていない場合、毎営業日16:00 頃の出金指示可能額の全額がSBI新生銀行の預金口座への自動出金が行われるため、買付余力不足となりIPO/POのブックビルディング抽選対象外となる場合がございます。

要するに、IPO抽選(ブックビルディング)に参加するためには、証券口座内に買付余力としてお金を入金しておかなければなりません。

同じグループになったのに、こんなシステムになっているのは面食らいました。

一方新生銀行よりもずっと前にグループに参画している住信SBIネット銀行のハイブリット預金は違います。

証券口座の買付余力+住信SBIネット銀行の口座残高の合計額がIPOに参加する上での買付余力になるため、申し込み株数が多ければ多いほど有利なSBI証券において資金移動をせず銀行の口座残高ができるメリットは計り知れません。

例えば1,000円のIPO株に1,000株申し込むには100万円が必要ですが、SBI新生銀行ならばSBI証券に100万円資金移動する必要があるのに対し、住信SBIネット銀行ならば普通預金口座に100万円以上あればOKなのです。やっちまった...

小さな金利差に目が眩んで、この恩恵を逃したのは失態です。

また新たに住信SBIネット銀行に口座を開いて預けるのも面倒臭いので、SBI新生銀行が早くこのシステムを採用してくれることを願っています。

以上、本日もお読みいただきありがとうございました。

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