パニック障害発症してから初めて飛行機に乗った|パニック障害克服記

どうも、ケンスキーです。

先日パニック障害を患って以来初めて飛行機に乗りました。

結果的には無事に乗ることが出来ました。自分で言うのもなんですが本当に良かったです、安堵しました。

今回法事と引越しを兼ねての本州入りだったため「新千歳発ー富山行き」「羽田発ー新千歳行き」という行きと帰りが違う路線を2本乗ることになりました。

以前ソルフェジオ周波数の記事でお伝えした通り、あの時は「もう一生津軽海峡を超えることは出来なく、北海道から出られないかもしれない」と絶望したことを思い出します。

本記事ではパニック障害持ちが飛行機を乗るにあたって準備したこと、そして個人的な体験記録を書きました。

【パニック障害×飛行機】準備①薬を事前にもらっておく

まずは絶対に抑えておきたいこと、それは「薬を処方してもらうこと」です。

普段から処方してもらっている薬に付け加え、飛行機に乗る事情を説明し乗車前に服用する抗不安薬(精神安定剤)を処方してもらった方がいいです。

色んな体験記を読みましたが、こういうときの薬の効果は非常に大きいです。

搭乗前に薬を服用するときも「これでちゃんと薬を飲んだから大丈夫だ」と暗示しながら飲みましょう。意外とこういうプロセスが乗車中の不安を和らげるものです。

またケンスキーの失敗談ですが、薬を服用するタイミングは出発時刻の1時間前前後がいいと思います。というのも発症以来最初のフライトで出発時刻30分前に服用した時、機内への搭乗が大体20分前くらいから開始されるため機内搭乗の時点で大きな不安が襲ってきたからです。

搭乗する時点で「もうここから引き返せない」というプレッシャーが始まるため、服用するタイミングをくれぐれも見誤らないようにしていただきたいです。

【パニック障害×飛行機】準備②落ち着く音楽やノイズキャンセリングイヤホンを用意する

ノイズキャンセリングできるイヤホン・ヘッドホン

機内の騒音は普段の生活ではなかなかないものです。

人によっては不安を巻き起こす要因になりかねません。そのため、外部のノイズを軽減してくれるノイズキャンセリングヘッドホンが絶対に必要になります。

■ケンスキーの愛用品、値段も手頃

数年前から使用している製品です、今回の克服した飛行機でも使用し大活躍してくれました。

小型ながらノイズキャンセリング能力はなかなかのもので、普段カフェで作業しているときもほとんどこれを使用しています。

■ちゃんとノイズ軽減してくれるか不安な人はBOSEがオススメ

QCシリーズは昔からファーストクラスでも採用されているヘッドホンです。

BOSEのノイズキャンセリング能力は世界一の技術力であると思います。ケンスキーも一度使ったことがありますが、スイッチを付けた瞬間の静寂は忘れられません。

■SONYのヘッドホンも最近ノイズキャンセリング能力はかなり向上している

このXM3はBOSE愛用者からもQC35のノイズキャンセリング能力を超えたと言われるほどの性能です。前作の反省点をほとんど改善してきた逸品です。

カラーもおしゃれな色が出ているので、ファッショナブルに着用することが可能です。

ノイズキャンセリングイヤホン・ヘッドホンはパニック障害持ちの方は是非持っておいておきたい製品だと思います。自分が落ち着く空間を作る努力は、こういった製品に投資することである程度可能となります。

落ち着く音楽

ケンスキーは普段バラードを好んで聴いていますが、本気で精神を安定させたい時はソルフェジオ周波数の曲を聴くようにしています。

ソルフェジオ周波数を聴いていると心のざわつきが段々と落ち着いていきます。

乗り物に乗る時はそうなのですが毎度聴きながら宇宙を感じ、「自分は大丈夫、絶対大丈夫」と深呼吸しながら自己暗示をかけると気がつくと眠くなっています。

ソルフェジオじゃなくても、自分が心から落ち着く音楽があるならそれを聴くのがいいかと思います。

自分が慣れ親しんだ落ち着く音楽に没頭できれば、その空間を「不安なもの」から「自分のもの」として手繰り寄せることが出来ると思います。

【パニック障害×飛行機】準備③航空会社にパニック障害であることを事前に伝える

航空会社に事前に自分がパニック障害であることを伝えることは極めて有用な方法です。

ANAでは「スペシャルアシスタンスカウンター」、JALでは「JALプライオリティゲストセンター」という名称で身障者向けにカウンターを設けています。

・ANA おからだの不自由なお客様へのご案内

・JAL プライオリティ・ゲストサポート

不安ならば恥ずかしがることはありません、必ず申告しましょう

特にANA・JALはCAさんの教育が徹底されていて、申告したら搭乗直後・搭乗中に定期的に身体の具合が大丈夫か定期的に優しく聞きに来てくれます。

これが自分の状況を知っている人は周りにもいるという、とてつもない安心感に繋がります。

もしパニック障害を患って以来初めての飛行機ならば、ANA・JALを強くオススメします。

とはいえ他の航空会社でも多少のサポートはしてくれるかと思います。ケンスキーが乗った「新千歳発ー富山行き」はANAとAIRDOの共同運航便だったため実質AIRDOの機体でしたが、AIRDOのCALさんは最後尾の座席が空いてたのでそちらに移動することを許可してくれるなど柔軟な対応をして下さいました。

【パニック障害×飛行機】準備④親しい人と一緒に搭乗する

これは出来ればですが、事情をよく知っている家族や親しい友人と一緒に搭乗できると安心感が違ってきます。

ケンスキーは法事で富山に向かったので、母親と一緒に搭乗しました。

事情を良く知っている人と会話しながら搭乗することが出来れば、1人で搭乗するより幾分か安心だと思います。

【パニック障害×飛行機】準備⑤輪ゴムを手首につける

これは思いつく方はあまりいないかもしれませんが、輪ゴムを手首につけておくこともパニックの発生を抑える上で有効な方法です。

不安が襲ってきそうになったら、手首に付けた輪ゴムを思いっきり引っ張って離して手首に直撃させます。

手首への痛みにより、不安で持っていかれそうになる精神を今に留めることができます。

ケンスキーは実際に最初のフライトで何度も機内でバチンバチンやっていました(笑)痛みを感じながら深呼吸に集中していると自然と過呼吸が落ち着いてきました。

切れてしまう恐れもあるため、輪ゴムは2〜3本用意しておきましょう。

【パニック障害×飛行機】準備⑥座席は予約時に指定、絶対に通路側にする。フライトの時間帯は日中がオススメ

※ANA HPより

座席ですがいつでも動ける通路側にしましょう。窓側にすると座席から容易に動けない束縛感からパニックを引き起こす恐れがあります。

またケンスキーはトイレが近くにありCAさんとの距離が近い最後部の座席をオススメします。

いつでもトイレに篭ることが出来て、事情を知っているCAさんにいつでも相談できる安心感は確保しておいた方がいいでしょう。

またフライトは日中にしたほうがいいでしょう。パニックは暗い場所の方が発生しやすいため(トンネルなど)、夜の便ではなく閉塞感を感じづらい明るい日中の便をオススメします。

パニック障害克服体験記:往路「新千歳発ー富山行き」

以上の対策準備を全て行い、当日を迎えました。

ここまで自分なりにパニック障害克服法を実行し、自分の車を問題なく運転できるくらいまでは回復してきましたが飛行機は不安MAXでした。

何しろ全く逃げることが出来ない大空に1時間半も拘束される訳ですが、パニック障害持ちとしては不安で当然だと思います。

当日はまず2時間前に空港に到着しANAのチェックイン時にスタッフ(グランドホステス)さんに「パニック障害であり薬を服用しているので多分問題ない、しかし一応CAさんには万が一に備え知っておいて欲しい」旨を伝えました。

ANAのスタッフさんもこういった場合の対応法を必ず心得ているようで、具体的になにか機内でお手伝いできることはないか等ヒアリングして下さいました。

チェックインが終わり早めに手荷物検査を済ませ、搭乗口前で待機していました。

その際おにぎりを2個食べたのですが、それが失敗でした。時間が近づくにつれ緊張から吐き気が出てくるのです。

ぴよ吉
おにぎり失敗したああああああ

内心こんな気持ちでしたが仕方ありません。

出発時間30分前に薬を3種類服用しましたが、これもまた失敗でした。

実際搭乗するのが出発20分前ぐらいだったため搭乗口で緊張から軽度の過呼吸を起こしてしまいました。

正直やめようと思うとこまでいきましたが、「ここで乗れなかったら多分飛行機は10年単位で乗れなくなる、乗るしかないんだ」と強い思いを奮い立たせると、不思議が不安が和らぎました。(多少薬の効果が出始めたのも要因だと思います)

搭乗すると最後尾から2番目の席、最後尾は予約時満席だったのですが実際はなぜか空いていました。

CAさんにお願いし、パニック障害の事情を知っているからかスムーズに席の移動を許可してくれました。

AIRDOのCAさんは特に定期的に状況確認をしに来てくれる訳ではなかったですが、常に気にかけてくる雰囲気が伝わりました。

搭乗してから一番緊張したのは離陸するまでです。

不安で持っていかれそうになる心を輪ゴムバチンバチンしながら、それはもう必至に深呼吸しました(笑)

離陸を迎えるときには大分精神が落ち着きを取り戻していたので、離陸による振動や機体の揺れには何とも思いませんでした。

その後は今いる状況(閉鎖空間)をちょっと思い出しそうになると輪ゴムバチンしたり深呼吸することにより、次第と眠くなっていき気がついたら着陸15分前まで記憶がワープしていました。

着陸までは完全に精神が落ち着いていた(というより眠い)ので、心のざわつきはほぼありませんでした。

それにしても到着したときの安堵感は半端じゃなかったです。

気持ちはアルマゲドンで地球に向かってくる飛翔体の爆破掘削作業から無事に帰還したメンバーのようでした(伝わってくれ)。

パニック障害克服体験記:復路「羽田発ー新千歳行き」

帰りは往路に成功していた分、少し気持ちに余裕ができていました。

しかし不安な要素が一点、それは諸事情によりフライトが20:00発という夜の便だったことです。

パニック障害で忘れもしないのが、青函トンネルの暗闇が怖くて木古内駅で下車してしまった過去。

パニック障害で過呼吸で死にそうになった記憶はこぶりついてなかなか離れるものではありません。

暗いとどうしようという不安がありましたが、今回は前回の失敗を教訓に出発時間1時間前に薬を服用。

その甲斐もあり、搭乗時間に近づいていても心がざわつくことはあまりありませんでした。

そして搭乗。

搭乗して席につくなり、経験豊富そうなCAさん(チーフパーサーなのかな)がわざわざ席まで来てくださり「お加減はいかがでしょうか。わたくし共で出来ることがあれば何でも申し出てください」と笑顔で伝えてくれました。

「女神がおった」

冗談じゃなく、パニック障害持ちであれば皆さんこう思うでしょう。

その後出発時間がきて機体が発着路まで動き出します。実際に機体が宙に浮くまで心のざわつきは皆無。

「あれっ大丈夫だ」

こう思えたことを今でも思い出します。最初のフライトに比べて格段の進歩です。

不安を解消できた要因の1つとしては、予想以上に機内が明るかったことです。

復路の機内

特に機内の照明が暗くなることなく、この終始明るさが続きました。これはめちゃくちゃありがたかったです。

フライトの中盤、着陸態勢前にもCAさんは席まで来て状態についてヒアリングして下さりました。大変感謝。

そして到着。

1人なら思わずガッツポーズしていたことでしょう。

それくらいほっとした気持ちと達成感が同居していました。

こうしてケンスキーのパニック障害を患って以来初めての飛行機挑戦は幕を閉じました。

パニック障害を患って初めての飛行機を終えて

「明けない夜はない」こんな言葉がありますが、パニック障害にも正に当てはまると思います。

各駅停車ですら電車が怖くて乗れない、車が運転できなくなった、漫画喫茶ですら照明が暗くて長くいられない。こんな状態の方も多いことでしょう、ケンスキーもそうでした。

それでも認知行動療法はとても有効で、ゆっくり休んでから少しずつ挑戦(各駅停車を一駅ずつから等)していくと「あっ大丈夫なんだ」と自分の心が変化していきます。

今回の飛行機往路・復路もまさにそうで、初めの往路がなんとか大丈夫だったから二回目の復路はもっと楽だったのだと思います。

ケンスキー
何よりも最初の一歩が大事、飛行機に挑戦するなら最善の準備をして自分の心が落ち着く環境を自分で作って臨みましょう
ぴよ吉
読者さんが上手くいくことをケンスキーもぴよ吉も心から願っています

大丈夫、なんとかなるさ。

どうも、ケンスキーでした。

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○長島一茂はパニック障害ですが、今や年に10回はハワイに飛行機で渡航しています。

・長嶋一茂に学ぶパニック障害の克服法が本当にオススメ、苦しんでいる人に読んで欲しい

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